建設業界の数字

Vol.02

2017.08.09

日本の国道の路線数

一般国道 (主要第都市を結ぶ全国各所)

文・三田村 蕗子

459 路線

 日本の隅々にまで張り巡らされている国道。その数が全部でいくつあるか、ご存知ですか。
 答えは459路線。国道の路線は1号から507号までありますが、このうち路線の統合や変更など48路線が欠番になっているため、トータルの数は507路線ではなく、459路線なのです。
 路線番号は北から単純に付けられたわけでも、完成順で付けられたわけでもありません。国道はかつて重要度の高さによって、国が直接管理する「一級国道」と、都道府県・政令指定都市が管理する「二級国道」に分けられ、「一級国道」は指定された順番に1号から、「二級国道」は青森から南に向かって101号から路線番号を割り当てられました。
 「一級国道」は、東京から大阪へ至る旧東海道の国道1号線、大阪から福岡へと至る旧山陽道の国道2号線、福岡から鹿児島まで九州を南北に縦貫している国道3号線を始めとして、58号まで付けられましたが、1964年の道路法改正を機に1級、2級の区別が廃止。「一般国道」に統合されました。しかし、59号から100号までは埋まることなく、そのまま欠番となっています。
 459路線のうち、もっとも短いのが、神戸市にある174号線で、187.1mの長さしかありません。しかし、距離は短いものの車線数は多く、11車線。太くて短い国道です。
 逆にもっとも長い国道は、東北地方を縦貫する4号線です。東京都中央区からスタートし、青森県青森市にまで至る国道の長さは、全長742.0km。174号線の4000倍の距離を誇っています。
 現在、旧「一級国道」は国土交通省が直接管理しています。業界では「直轄国道」と呼ばれ、災害時には高速道路同様、最優先で復旧される旧「一級国道」は、日本のインフラ中のインフラといってもいいでしょう。

TEAM SUSTINA