「TEAM SUSTINAは業界内に広がり、今や一つのブランド化していると感じる」

――TEAM SUSTINAとの出会いのきっかけ、そしてメンバーとして加入した動機を教えてください。  元々は私の知り合いの業者さん主催の親睦会でTEAM SUSTINAの担当者さんとお会いしたのがきっかけです。お話を伺ってみると、共感できる部分がたくさんあると感じました。若かりし頃に身を投じ、長く食べさせていただいてきたこの建設業界に、元々私も恩返しをしたいとは考えていたんです。そこでこのTEAM SUSTINAが考える「これからの建設業界」に向けて、一緒になって活動していきたいと思えたのでメンバーになることにしました。

――TEAM SUSTINAのどういった部分に強く共感していただけたのでしょうか?  一番は技術者への教育を重視していることです。私たちが行う水道工事というのは必要とされる技術・知識の幅がとても広いんです。昔は10年かけて一人前に育っていく、というのが当たり前でしたけど、今はそういう状況ではないじゃないですか。3年かけていたことを3ヶ月で、3ヶ月かけていたことを3日で、というふうに技術を習得していかなくてはいけない時代だと思います。特に即現場で活躍できるような人材を育成すること、それが今の建設業界の重要課題の1つでしょう。
 水道業者さんは今どんどん引退していっているんです。私の知る限りですが、潰れてしまうのではなく、高齢になられても後継者が育たなく事業が継続できなくなってしまっているんですね。これではやはり業界自体が衰退していく一方ですから、そうならないためにも、業界の担い手を育てていく手助けを、今後ともTEAM SUSTINAに期待したいですね。

――提供サービスの中で最も魅力を感じているものはなんですか?  『SUSTINA』(建設業界企業検索サイト)の中で弊社の紹介ページがあることです。もともと、自社でホームページを作る気は全くありませんでした。広いウェブの世界の中にポツンとホームページがあって、これで必要なところへ情報が行き届くのかというのが大変疑問だったんです。それに対してこのTEAM SUSTINAのホームページの中に情報があって、同じメンバーさんなどからそれを見てもらえているということは、何かしらの必要性を感じて見てもらえるということでじゃないですか。自分にとって、今後の建設業界を考える仲間を作る、という意味合いでもこのサスティナという山の中の一角に自分がいる、ということがとても良いですね。

――TEAM SUSTINAのメンバーとなってから変わったことはありますか?  「TEAM SUSTINA」をキーワードにした会話が増えました。他所の業者さんとも「サスティナ、加入したの?」なんて会話がありますよ。あと、求人広告を出している広告代理店さんに「サスティナに加入しているんですね? それ、広告の見出しに使えますよ」ということを言われました。TEAM SUSTINAは業界内に広がり、今や一つのブランド化していると感じます。そろそろ名刺に「TEAM SUSTINAメンバー」というのを入れなくちゃいけないかなと思っているんですよ(笑)。

――今後活用していきたいコンテンツはなんですか?  『シゴトスイッチ』ですね。弊社では水道工事といってもキッチンや風呂、トイレなどだけではなく、これから取り組むプロジェクトで言えばウォータースライダーだとか、あるいは『水の空調』など水に関わる様々な工事を行なっていきます。そういった仕事の経験を出し惜しみなく、部下たちに提供していきますし、その中で従業員達が難局にぶつかって働き方に悩むようなことがあったら、シゴトスイッチを問題解決のきっかけとして活用してもらおうと思います。

――最後に、これからのTEAM SUSTINAに期待することがあれば教えてください。  海外支援の窓口となってもらえたらいいなと思っています。蛇口を開いて水が出てきて、それをぐっと飲み干せるという環境にある国というのは今でも少ないわけじゃないですか。日本のいくつかの会社は海外にそういった技術を売っていますが、そういった活動の糸口は私たちのような事業者ではその取っ掛かりすら見えません。でも水の技術というのは世界で求められているのは間違いないと思います。
 水というのは文明において非常に重要な要素ですが、今でも世界中で水がない、あるいは不衛生だということが原因で亡くなる人もいるわけです。人助けともなりますし、これから成長していく国を技術の面で支援するための足がかりを、TEAM SUSTINAという大きな枠組みに作ってもらいたいですね。そして、継続して建設業界をより透明化していってもらえたらと思います。

文/北村誠人